2017-10

吹田のツバメ調査報告会 / 11-03-27

昨年2010年5月から8月にかけて
吹田市制70周年記念事業のひとつとして
吹田市内のツバメの巣の調査をしました。
年度末のきょう、報告会をしました
110327tsubame1.jpg

ツバメが繁殖していた巣の数は
12年前の1998年の3割以下になっていて、衝撃的な結果でした。
110327tsubame2.jpg

報告会でその原因の数々を語り合いました。



繁殖巣が減った原因の推定
①カラスの増加 
カラスの数がどの程度増えたか把握できていないが、
前回繁殖巣が多かった1・2階建集合住宅の軒下や、旧家の門、そしてマンション1階の駐車場にほとんど繁殖巣がなくなっている。
一方で、阪急・地下鉄の駅前や、新聞販売店・宅急便集配所など、朝早くから働く人のいる場所では繁殖が成功してる。
②農地の減少 
98年調査でツバメの巣が多かった山田・春日・千里山を中心に、残っていた農地が減少したことも、ツバメの繁殖巣減少の大きな要因と思われる。
市街地でも例えば、前回江の木町で見つかった巣は、マンション1階駐車場に巣をつくり、マンション前の田んぼで餌取りをしていたが、今回ツバメはいなかった。
③ツバメとのかかわりの変化 
農地減少と共に上述のようなツバメへの思いが徐々に薄れてきているように思われる。
今回経験したことでは、某電気店のガレージにツバメが入ったので、店主の方に「ツバメを大事にしてください」とお願いしたところ、「ツバメが入ったら汚れる」と言って、ガレージのシャッターを下ろされた。


ツバメが守られている事例 
①繁殖が70年近く続いている家  
垂水町の民家で、おばあさん(ご本人)からお聞きした。
「家付きのお嬢さんで、結婚(S17年)のときに建てた家に毎年ツバメが来ている。昔は年3回繁殖したこともあったが、この頃は2回になった。カラスに親もろともやられたこともあっが、次の年も来てくれた(不思議だね)。巣が家の中だと糞の掃除が大変だが、嫁が「ツバメが来てくれると嬉しい」と言い、掃除してくれている。ツバメが来ている間はいつも戸を開けている。
(この家では昭和17(1942年)から昨年(2010年)まで68年間繁殖が継続されている)

②猫対策の事例 
ツバメの天敵は上述のカラスが多いが、猫対策の例があった。
ツバメの巣が民家の駐車場の壁面(内側)にあり、カラス対策としては安全な場所にあるが、車を止めると猫が巣に近づくことができるようになる。猫対策のため、くぎを打ちつけた板を車上に置き、猫が車に上がれないようにしてあった。

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繁殖が70年近く続いている家  について

おそれいります。
こちらは大阪の出版社でフォーラムAと申します。
ただ今、小学校の国語の教材を作っておりまして、
その中でツバメのお話がでてまいります。
ツバメをお家の中で繁殖されているお話を読み、その写真や、また、どれくらいツバメがへっているのかという地図を掲載できればと考えております。
もし、このメールをご覧いただき、返事をいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

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